アフリカンプリント柄の意味 その8
こんにちは。
今回でアフリカンプリントの意味、一旦最終回です。
http://www.ourense.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=1939
S3 wo b3 ka me hu as3m a fa akonya tinase (Stool) “Wobeka meho asem a, pe akongwa”
読めないですね…(^▽^;)。
こちらはいつものアカン語(主にガーナやコートジボワール東部に住むアカン族によって話される言語)の諺で、「私の事を話したければ、スツールを持ってきて座りなさい」の意味。
立ち話で人のことを簡単に話そうとするな(ウワサなどの事ですね)、その人について座ってじっくりと話すべきことを話せ、つまり、ゴシップに対する警告であり、真実は常に表に現れるものである、という事を示唆している諺だそうです。
その諺の意味を表す柄がスツールになるところが、面白いですね。
ちなみに「アフリカンプリント」「スツール」で検索すると…
こういう画像が出てきます。
…確かに、アフリカンプリントのスツールですよね~。
しかもカワイイ♡
こういう画像に混ざって、同柄でちょっと違った見え方のものも出てきました。
柄の仕上がりが地域や時代によって少しづつ違うのも楽しい。
これなんか、見つけたら仕入れるんだけどな~~笑。
この柄も古典柄の一つなので、こういった意味が伝えられている訳ですが、新しい柄についてはデザインしたひとの思いはあったとしても、それが伝えられることがないので、分からない。
デザインが淘汰されていく過程で、残っていくものはその意味の追求がなされたり、あるいは後付けで意味合いが出てきたりするのかもしれません。
色々な資料があるようでないようなアフリカンプリント。
今出来る限りで調べてみたのですが、購入した本によっては「うーーん…普通に柄の説明やん」(例えば、「これは花の柄です」みたいな感じ。笑)、と突っ込みたくなるようなものもあります。
そういったものはここでは特に紹介しておりません。
また面白ネタが出てきたらご紹介させて頂きますね!
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