アフリカンプリント柄の意味 その7
こんにちは。
今回はコチラの柄。 さて、これはなんでしょう?
Akyekydeɛ akyi
アカン語(主にガーナやコートジボワール東部に住んでいるアカン族の言葉)で亀の甲羅の意味です。
”Huriye si akyekyedee akyi a, osi ho kwa”ということわざによるもので、その意味は、ツエツエバエが固い亀の甲羅にいても血を吸うことも出来ず無駄なだけであるとの意味だそうです。
つまり、無益・無駄なことをしても意味がない、ということの教えなのだとか。
この柄も古くからあるいわゆる古典柄なので、研究文に紹介されていて上記のような由来が分かったのですが、元々の意味はさておき一般にはガーナ人にとっても「これが何故亀の甲羅柄と言われているのかしら?」と思っているようなんですね。
自分を護る意味や病気に強くなるための柄?などと思っている人もいらっしゃるようで、、でもむしろその方がポジティブな感じがして良いですね。
以前見たテレビ番組でガーナで寄生虫の研究をしている日本人の女性を取材していたのですが、彼女はツエツエバエが媒介する眠り病を撲滅すべく研究を続けていらっしゃるとの事でした。
カメの甲羅があれば刺される事もないし、病気になることもない。
この柄のお洋服を着て病と闘う、、、日本でも亀は万年と言って縁起が良い生き物の代表ですし、これが良いと思います!
現在Ourenseにはこの柄の在庫がないのですが、、意味合いなどが面白いのでご紹介させて頂きました~(^_-)-☆
さて、次回は一旦最終回となりますが、こちらの柄です!
お楽しみに~~(*´▽`*)
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