アフリカンプリント柄の意味 前書き
こんにちは。
アフリカンプリント柄の意味について、昨年OurenseShopメールマガジン購読者の方限定で配信しておりましたが、今年はこちらのブログでもお伝えしていこうと思います。
メルマガを読まれた方は重複する内容も多く含まれていると思いますが、違った切り口や画像を差し込んで行きますので、ぜひご覧くださいね(#^.^#)
柄の意味に入る前に、今回はメルマガでは特にお伝えしていなかった私見を。
それは、アフリカンプリントは日本の和柄にとても通じるものがあるなと思っていること。
私はアフリカンプリントの取扱いを始めるずっと以前から和柄・日本の文様が大好きでした。
趣味の日本画にも文様を取り入れて描いたりしてました。
こんな本も持ってますし、着物もだーーーい好きです◎(*^^)v
似てるなと思った理由は、まず、和柄の中でも古い文様には名称や意味があったりしますが、最近の柄はそのデザインをした方には深い意図や意味があっとしても、それが体系立てて伝えられていなかったりしますし、抽象的な柄が多いのも特徴。
アフリカンプリントの柄も同じです。
次に、両方とも着るものに使われる事が多い。
日本の小紋にあたるのが、アフリカンプリント。
更に面白いのが、色無地にあたるものとして西アフリカのバザンがあるな、と思ってます。
バザンは豪華な刺繍が施されたりするので、訪問着とも言えます。
日本の訪問着も刺繍が入ったものは特に豪華ですものね。
服に仕立てた時の格も良く似ている。
小紋(アフリカンプリント)は普段着、色無地や訪問着(バザン)は盛装的な位置づけです。
それと、柄に似たものも見受けられること。
不思議な話ですが、50年ほど前には日本で染められたアフリカンプリントがアフリカ向けに輸出されていたので、その影響もあるのかもしれません。
例えば、これは和柄文様の「青海波」、字面の通り波の文様です。
こちらはOurenseでも入荷したらすぐに売り切れる人気の柄。
ちょっと変形した青海波ですよね~。
ちなみにOurenseではこんな青海波っぽいアフリカンプリントで細帯を作ってます。
合わせている浴衣の柄は矢絣です。
※この柄は、もしかしたら魚の鱗がデザイン元かもと思ったりもしますが、和柄では鱗紋は別にあるんですよね。
帯はこちらからご覧ください(#^.^#)
http://www.ourense.co.jp/ec/products/list.php?category_id=79
アフリカは日本から見ると地球の反対側にありますが、同じ星に住む同じ種・人間ですから、発想は自ずと同じような文様を生むのかな、、なんてニヤリ( ̄▽ ̄)としてみたりするのも亦愉し。
ってことで次回・柄の意味・初回はこれですよ~。
お楽しみに!!
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